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「山と海はつながって生きているバスツアー」
「大井川の木で家をつくる会」 大井川の森の木、それは私たちのためにずときれいな水や空気を つくてくれた近くの森の木です。 山・里・川・海・町。・・・はつながっています。 それが「大井川の森、グリーン・ツリー・ツーリズム」の考え方です。 今回は大井川をとおして山と海の交流を考える体験学習を開催しました。 今回の企画は夏休みという事もあって、子ども達に体験してもらうことにしました。 川根本町役場・産業課や落合製材所さんの協力を得て、山側に暮らす8組の 家族(子ども14名、大人11名)が参加してくれました。 行程上、川根本町役場を早朝5:30の出発となりました。(自分は3時起きでした。) 途中、金谷河原の落合製材所さんにて残りの参加者、スタッフが合流して 最初の見学場所「由比漁港」へと向かいました。 バスの中では自己紹介から始まり、山と海のつながりの事や、魚へんの漢字クイズで 楽しく盛り上がりました。 そして7:30由比漁港に到着しました。 ここで、ハプニング発生!昨日までは順調だった定置網の水揚げが 今朝は潮の流れが悪くて・・・お休みになってしまたのです。(残念!) でも親切な由比漁港協同組合の職員さんたちの案内で由比漁港の説明を聞きました。 由比漁港は駿河湾のほぼ中央位置にあたる港です。水揚げ量の約90%が みなさんもよく知っている、由比の特産品・桜えびだそうです。 今は春漁、秋漁の間にあたり漁はお休みですが、鮮度を保つための冷凍庫が 完備されていました。その冷蔵庫を体験(魚になった疑似体験?)させてもらいました。 こどもも大人も中に入った瞬間に絶叫!! 瞬間に全身が凍ってしましそうでした。マイナス30~40℃の世界はすごいですね。 駿河湾は日本で最も深い(2、400m近く)深さを持つ海です。 豊富な魚種、水揚げ量を誇っていましたが、近年沿岸部における様々な 環境変化でその内容も下っているとの事でした。 海につながる川から、水を汚さないことの大切さを体験できました。 由比漁港を後にして、一行は清水の「カネイ水産」へ向かいました。 カネイ水産(望月社長さん)には今回のツアーのアドバイザーとしていろいろ協力を していただきました。 山側の子どもたちに、海のことや魚のことを知ってもらいたいという想いから 今回の企画が実現したのです。 カネイ水産さんは、主に魚のひらき干しなどの加工をしている会社です。 扱う魚は旬がありますが、さば・あじ・さんま・にしん・ほっけ・などなど多岐にわたります。 日本各地から新鮮な魚を仕入れているそうですが、近年は特に近海でとれる 魚に力を入れているとの事で、焼津産のゴマサバなどを多く使っています。 ゴマサバはあまり脂のノリが良くなくて、ノルウエー産の輸入物に押されているとのこと でしたが、やはり地産地消の観点からも地元のものを使うことにこだわっています。 味に関しても、タレや加工に工夫することで美味しい魚のひらきにできるそうです。 工場内を、望月社長さんや社員さんの案内で見学させていただき、冷凍の魚に触れたり した後、今回の体験のメインイベント「魚のひらき」に挑戦しました。 子どもたちは持参したエプロンを身に付け、社員さんのとなりでワンツーマンで教えて もらいながらひらきに挑戦しました。 小さな子から中学生まで、みんな真剣な眼差しで取り組んでいました。 今回は望月さんの計らいで、あじの手開きをさせてもらいました。 包丁を使わずに手で骨を抜き取るので小さな子も楽しくできました。 ひらきの体験を終えたあとは、望月さんの用意してくれた魚(サバの塩、タレやアジ他)を その場で焼いて振舞ってくれました。 朝早かったことやお昼前だったこともあって、魚のまわりは順番待ちの好評です! 最近、子どもたちの魚ばなれをよく聞きますが、この時はみんな美味しい魚を 堪能していました。 最後に望月さんから、大きな地図を見ながら川根本町から大井川を通して 駿河湾の海まで自然がつながっていることを聞きました。 今日のお礼として子どもたちから、大井川のヒノキで作った(落合製材所製作) ヒノキのサイコロをプレゼントしました。 望月さんやカネイ水産の社員さんたちにお礼をいい最後の体験場所へ向かいました。 (その前にカネイ水産さんの商品を買いに近くの市場へ寄りました。ここでは大人の 方が張り切って買い物していました。) 最後の体験場所は、子どもたちも興味をもつ「東海大学海洋水族館」 最近、館内もいろいろなアイデアで新しくなっていて、身近に駿河湾のさかなや 沖縄のサンゴの海「キラキララグーン」・さかなのふれあいコーナーがあって 楽しく海のことを知ることができました。 遅めの昼食を水族館の中庭ですまして、今回のツアーの行程を終了しました。 「大井川の木で家をつくる会」では毎年、落合製材所さんや行政とタイアップして 近くの山を元気にしようを目的に活動してきました。その活動も8年目をむかえ 活動に参加された人も600名を越えます。 今夏、初めて山から海へのツアーを開催することができたことは、これからの 会の活動にとって大きな意義があったと思います。 関係各位の方々に心よりお礼申し上げます。 11月22日(土)には秋の山行き「伐採体験」を落合製材所さんと開催します。 また詳細が決まり次第紹介しますのでご覧下さい。 それでは最後に、今回参加した皆さんの感想を紹介します。 「魚のさわれる所で、さわったらすべってぬるぬるした。 マイナス40℃の れいぞうこの中がすごいつめたくてこおりそうになりました。」K君・小4 「たのしかったよ またつれてってください。」Aちゃん・4才 「家ではなかなかいやがることでも皆といっしょに出来て良かったと思います。 個人的には体験できないことをほんとうにありがとうございました。」Aちゃん・祖母 「このような企画に参加すれば海の良さや楽しさに充分に感じる。 どのように参加させるかが大事だと感じた。山の良さや楽しさ、もっとPRしなければ と感じました。」Nさん・男性 「魚をさばいたことが楽しかった。 水族館で魚をたくさんさわれたのが良かった。 朝早いので大変でした。」Yさん・6才 「3人連れてきましたが、自分の運転でないのでリラックスした道中でした。 子どもが喜んでいたので参加できて良かったです。本当にお世話になりました。 祖父も主人も森林関係の仕事をしています。今後とも何か企画があったらぜひ 参加させてもらいたいと思います。」Hさん・母 「カネイ水産さんの仕事に触れ、また体験もしていい思い出になりました。 由比港での魚の水揚げが見れなかったのが残念でした。」Tさん 等々、感想をいただきました。 ありがとうございました。 2008、8・23 「大井川の木で家をつくる会」 三浦 泰典 newsnewsnewsnewsnewsnewsnewsnewsnewsnewsnewsnewsnews 見学会・ニュース・イベントのお知らせ
by ooigawanoki
| 2008-08-24 13:34
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