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2005.11/23(水・祝)
グリーン・ツリー・ツーリズム 家の生まれる物語り・バス見学会 「大井川の山と木の家を巡る小さな旅」 紅葉の時期が50年前と比べて半月近くも遅くなっていると 新聞のコラムに出ていた。確かに年々紅葉の時期は遅くなり 反対に桜の開花は早くなっている。 一番の原因は地球の温暖化だと言えるだろう。 その対策が後手にまわればまわる程、日本でもその風土の 源流でもある四季が大きく変化してしまうかもしれないでしょう。 「大井川の木で家をつくる会」の活動も5年半を経過して 会員や一般参加者の依る活動も少しずつではありますが 認知を得るようになってきました。 バスツアーも今回で3回目、年4~5回行う山行きの参加者も 延べ400名を越えました。 昨年12月のバスツアーが悪天候の為に、今年1月となった為 今年2回目のバスツアーとなった。 今回は晩春にもかかわらず小春日和の晴天に恵まれました。 参加者も幅広く70才台から2才の子供まで総勢80名近くに なりました。 藤枝駅と静岡駅の2ヶ所の集合場所から マイクロバス2台に分乗し、一路362号線を北上し 第1の立ち寄り場所・川根本町の富士城へと向かいました。 富士城は今年1月のバスツアーでは雪が降ってきた事もあって 特に印象に残った場所です。 ここの山主さんは川根本町で代々林業を営む鈴木章一さん。 鈴木さんの山はとても良く管理された山(森)です。 樹齢100~150年としっかり手入れされた杉・桧が整然と立っています。 初めて足を踏み入れた参加者も、その見事さに圧倒されている様でした。 ここでの話しは、落合製材所さんの落合大樹(まさき)専務に お願いし、山の成り立ちや、大井川材の特長や、今置かれている 日本の山の現状について話しをして貰いました。 参加者も素直な意見や質問を落合さんにしていました。 ご家族連れや子どもさん達は大きな木をバックに 森を充分に楽しんでいました。 富士城の森を後に、第2の立ち寄り場所 旧中川根町・藤川の「高田農園」さんへと向かいました。 「高田農園」さんも今年1月にお邪魔させていただいた 大井川流域の産業の主流である、お茶栽培農家さんです。 前回はご自宅を解放していただき参加者が座敷一杯に お弁当を広げました。(前回の参加者は約35名) 今回は参加人数が80名近くとなり、さすがに自宅では 収まらないので、すぐ近くの地区の集会場をお借りしました。 100名近く入る集会場もほぼ満杯となりスタッフと高田さんが 準備した豚汁や漬物・わさび味噌等々も配られ 賑やかなお昼が始まりました。 食事をしながら、高田さんからの挨拶、そしてスタッフの 紹介と続きました。 昼食を終えて、茶畑の中の道を高田さんまで徒歩で移動。 高田さんがお茶の栽培以外にも頑張って取り組んでいる ヤマメの塩焼きや燻製・わさびの加工品など地元ならではの 食材並べて貰い、皆さんそれぞれに堪能していました。 また、高田さん、そして奥さんや従業員の皆さんの 心のこもったもてなしに皆さんお腹も気持ちも満足した様です。 (その分、予定時間を30分も超えてしまいましたが・・・) 満腹になったお腹でバスに乗り込み、第3の立ち寄り場所 川根町・上河内の伐採現場へと向かいました。 満腹と温かい陽気に誘われ、皆さんまどろみの中でしたが 車が林道へと入ると激しい振動で眠気も覚めてしまいました。 今回の伐採現場は、会が発足して最初に山へ伐採を見学に 行った場所です。(5年前になります。) その場所も伐採の翌年に植林された杉・桧の苗が 立派に2mを越える背丈に育っていました。 伐採現場は、その時残った杉・桧を伐採してもらいました。 ただ今回の木は人工的に植林された木ではなく 「実生」といって自然に種が落ち発芽して育った天然木でした。 実生の木は厳しい条件(まわりに雑木が多かったり)で育つ為 生命力が強く、その年輪(樹齢)も伐採してみないと分からないと 作業をして下さった中村さんが言っていました。 その言葉通り、杉も桧もかなり時間をかけて伐採しました。 切り倒された木に皆さんが集まり、年輪を数えてもらいましたが 「92まで数えたよ!」と子どもさんの声がしてきました。 初めて木が伐られるのを見て「かわいそうだね・・・」と言う声がありました。 しかし、木がきちんと製材され材木として、また様々に利用されれば 決して可愛そうではないはずです。 手入れされずに放置された暗く細い森の木こそが本当に可愛そうなのです。 山職の中村さんや落合製材さんの「又、山に来て下さいよ~!」の声を 背中にうけ、皆さん手を振りながら伐採現場を後にしました。 (つづく・・・) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
by ooigawanoki
| 2005-12-03 17:13
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