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大井川の木で家をつくる会主催 夏休み親子企画・山から海編が開催されまいた。 大井川の木で家をつくる会では、私たちが暮らす自然や文化に目を向け 山のやくわり、里のやくわり、海のやくわりを考えていこうと活動を続けています。 今回は体験の場所に「焼津」を選びました。 最初の体験場所は「石田箱店」さんです。 水産業の盛んな時代から、焼津に水揚げされる魚を運搬するために作られた 「トロ箱」屋さんです。 まずは石田さん(お父さん)から、トロ箱のイワレや歴史について話を聞きました。 今回は参加した子ども達も、年中さんから上は小学校6年生までと幅広く それぞれに石田さんの話に耳をかたむけていました。 石田さんの話を聞いた後で、石田さんの息子さんの案内で工場を見学しました。 その中で、昔から使われている箱に印字(機械で行う凸版印刷のようなもの)の 原版を手に取ったり、杉皮をひいた工場の屋根の温度が他の建物よりもかなり 涼しいこと(放射温度計で実測しました。)を体感しました。 いよいよ今回の体験版「ミニトロ箱」づくりに挑戦です。 まずは石田(息子)さんから作り方の説明をうけました。 今は機械を取り入れて作っていますが、昔はすべて人が手打ちで組み立てたそうです。 今回も手づくりの作業に挑戦です。 最初は小さな釘を打ったりと、細かな作業に悪戦苦闘してた子ども達も(大人もですが) 次第に石田さん親子の手伝いもあり、コツをつかんできました。 ミニトロ箱が完成すると、急きょ石田さんの提案で「木の筆箱」づくりが始まりました。 山で育った木が、家の材料に使われ、残すことなくいろいろなもの(製品)に 使われていることが、とてもエコ(昔はそれが当たり前でした。)なことなんだと みんな実感しました。 昔は16軒もあった「トロ箱屋」さんも、今は石田さんと組合になったそうです。 それでも関西方面(京都・大阪など)の料亭では木でできたトロ箱で運ばれる 塩サバやなまり節が重宝されているとのこでした。 冷凍車などなかった時代でも、木製の箱は新鮮な魚を腐らせないで運べたのですね。 参加したみんなは山と海が、そして私たちの暮らし(里)にとって大切なものを 感じとってくれた様でした。 最後に石田さんから塩サバのおみあげをいただき(ありがとうございました!) 石田箱店さんを後にしました。 次の体験場所は、焼津市鰯ヶ島にある「深層水ミュージアム」 ここでは私たちの目の前に広がる海・駿河湾について深層水という新しい水のことを 学習しました。 深層水とは、一般的に水深200~300mより深いところの海水を言うそうです。 その特徴としては・・・1.低温安定性 2.清浄性 3.高栄養性 が上げられます。 深層水ミュージアム施設では、実際に汲みあげてる深層水に触れたりすこともできました。 深層水ミュージアムの八木館長が案内や説明をして下さいました。 駿河湾は水深が約2400mと日本一深い湾です。 その中に「黒潮系深層水」「亜寒帯系深層水」「太平洋深層水」の三種類の海洋深層水が 存在している貴重な場所だそうです。 ここでは山から川を通して運ばれてくる様々な養分が海の生物たちを豊かにすることを 学びました。 まさに山と海はつながっているのですね! 「第3回・山と海はつながって生きている。山から海編」も私たちの地元にある 大切な自然や文化・産業について体験学習することができました。 協力して下さった方々に心から感謝します。ありがとうございました! 次回は、11月に落合製材所さんとの共同企画「大井川の森・伐採体験」があります。 是非、皆さんご参加下さい!! 私たちの自然にもっと目を向けましょう! 大井川の木で家をつくる会 三浦泰典 2010,8・7
by ooigawanoki
| 2010-08-08 11:57
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